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初恋
作詞 liry
紅の空の下で 生き物の声が木霊する中で
ただひたすら 字を書いていた
楽しくて 真新しい紙に生命(イノチ)を吹き込まれるのが嬉しかった
窓から見える そこには一匹の犬と一人の青年
考えなくても名前が出てくるのに
わざと窓から顔を背けた

同じ所にいた彼と 一緒に帰った
どうでもいい話をして 別れて
ほんの少しの喜びにひたりながら
その時にはもう 惚れていたんだ

ある年のバレンタインデー
ボロボロのチョコレートを持って彼の元へ
飾り気のない顔で「はい」って渡して
「バイバイ」って帰ったんだ

今ではもう 良い思い出
今ではもう 話すことも無く
今ではもう 忘れ去れてた思い出

さようなら、そしてありがとう
私は彼のお陰で 少し強くなれたんだ

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公開日 2004/09/02
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コメント 当たり前ながら実話です^^懐かしい初恋時代(笑)
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