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本当のサヨナラ
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作詞 織田 葉月 |
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あの日から 何度受話器をとっても
ボタンを押せなかった
壊したくない今の生活
その迷いが 指を止めた
引越しするってあなた
「新しい番号教えてね」って約束したのに
あなたから連絡出来ないの知ってて
引越しが終わるまで 電話しなかった
“これでいい”
そう自分に言い聞かせたはずなのに
もうかけないって決めたのに
もう一度あなたの声を聞きたくて・・・
あの初夏の 潮の香り
秘密のデート 横浜
誰も知らない二人だけの思い出
つないだ手 財布に隠した指輪
楽しかった水族館
イルカ見てはしゃいだこと
少しだけ風が強かったこと
忘れたいのに
あの手の温もりがまだ 感じるような気がして・・・
でももう遅いのね
どこにいるのかも何も知らない
他人よりも遠い人
もう一度声が聞けるなら
せめて一言でいいから
あなたから言って欲しい
本当の本当の“さようなら”を。
何もかもすべて忘れられるように
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