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VIOCE
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作詞 常葉 |
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喋りたくてたまらない
口と心と躰が 発火しそう
静けさは 水でなく温度
騒がしさ は火でなく静寂
中にいて 響く声
まるで己 独りかのように
聞こえる事の ない声が
たった独り
自分の奥で 鳴りひびいて
湖に 独り出来る訳でない
波紋の様に
誰か 私に声を下さい
聞こえて 聞こえない
この声を
誰が
聞いてくれるんだろう
前に出たくてたまらない
誰が気付いてくれるとも 知らないけど
孤独さは 光への道
惨めさは 堕落への誘い
中にいて 絡まる想い
交わって 交わるものでもなく
届くはずの ない想いが
たった一つ
形となり 胸を締めつけ
何が あろうとなかろうと吹く
疾風の様に
例え 声が届かなくても
伝えて 棘の様な
この想いを
誰が
受けてくれるんだろう
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