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各駅停車
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作詞 ドブ鼠 |
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たまに乗る各駅停車の
黄色い電車が
貴方の居た街に止まるとき
あたしはどうすればいいのかわからなくなる
そこは寒いですか
そこからは何が見えますか
あたしは今泣いています
貴方が此処に居ない事が信じられなくて
泣いています
夢に出てきた貴方は
なぜだか靴下をはいていませんでした
寒い冬の水の中で
寒いのよと、夢で言っていました
靴下をはかせてあげる
これでもう寒くないでしょう
夏が過ぎ、秋になって、また冬が来たら、
貴方のために、あたしが
毛糸で靴下を編んであげる
貴方があたしを思い出す事が出来なくても
あたしが貴方を忘れる事はないでしょう
あたしは今でも
かけても決して出る事はない
貴方の家の電話番号を
携帯電話のメモリーから消す事ができないのだから
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