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手を伸ばして
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| 作詞 カスミ |
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手を伸ばして君を捕まえられるなら 僕は世界さえも変えてやる
欲しくて欲しくて届かなかった どんなに願っても君は逃げてしまう
夢だと割り切っていた 届かないものだと思っていた
目をつぶると 君が笑っていたり 怒っていたり 泣いていたり
僕には手に入らない光景ばかりが つくり出される
もう 我慢は利かなかった ただ 欲しくてしょうがなかった
僕の心のブレーキが利かない エンジンだけがやたらと暴走する
でも 君の前に行くと 僕はものすごい勢いでブレーキがかかる
君を思うと 涙があふれてくる 優しい気持ちになる
だから僕は 君が欲しかった
僕にはない物を持っている
僕は 君を手に入れるためなら世界を敵にしても欲しかった
なんであの時 もっと早く手を伸ばさなかったんだろう
なんでその勇気がなかったんだろう
僕には後悔ばかりが残ってしまった
僕は全てを恨んだ 世界を恨んだ
家族も恨んだ 親友も恨んだ
だけど君は恨めなかった
僕の感情は 溢れ出した
今気づいた 僕は君にズット 恋をしてきたんだ
今までストップしていた心が動き出した
君の心が欲しいんだ
僕にだけ愛をソソイデ欲しい･･･
もう 遅いんだろうか
世界さえも敵に回してしまった僕に もう
神様はいないのだろうか
僕を助けてくれる人はいるのだろうか
そんな時 君は僕に微笑みかけるんだ
「大丈夫。そんな顔しないで、怖い事なんか一つもない」
僕はいつも君に 助けられていたんだ
君は僕にとって絶対なければいけない存在なんだ
だから欲しい 君の全てが欲しくなる
でも 僕が追いかけると 君は怖がって逃げてしまう
どうやったら君が手に入るんだろう
分らない 今まで何も知らなかった僕に 人を
思いやる事は 出来ないのだから
ハジメテ涙があふれた
なぜ涙が出たのかは よく分らなかった
でも この涙を拭いてくれるのは 多分君しかいない
君は幸せそうな顔をしている
僕は君が笑っているだけでうれしかった
君が笑えば 世界一幸せな自分にもなれる
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