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かぜ
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作詞 ナイフ星 |
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5月最後の日は優しいかぜが吹いていた
窓から窓へかぜが流れるのを私は見ていた
私の髪がかぜに揺らされる
横のアナタの髪も・・・
アナタに当たったかぜが私に当たる
心地良いかぜ
ときおり激しいかぜが吹くとプリントのなびく音が響く
かぜのせいで授業に集中できない
心拍数が上がってしまう
私の足元にプリントが飛んできた
アナタのプリント
私は拾うか拾わないか少し迷った
アナタはプリントが飛んだ事に気づいてない
私はアナタがコッチを向く前にアナタの机の上に置いた
アナタはコッチを見た
私はどうして良いか分からず少し引きつった顔で笑った
アナタは優しい顔で笑いながら言った
「ありがとう」って・・・
お互い様だよ
笑ってくれて
「ありがとう」
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