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乙女のこころ
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作詞 さらら |
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わたしは海の中の姫の
人魚姫
初めて外におりたったとき
不安だらけだった
そんなときめぐり会った王子様
貴方はわたしに優しい心づかいを
声がだせなくとも
こころの中で通じ合った
最高に幸せでうれしい一時だった
こんな幸せが続いてほしい・・
わたしは毎日祈り続けた
だけど
幸せはそう長くは続かなかった
となりの国のお姫様がやってきた日
王子様はそのお姫様と話し続けた
わたしはみじめだった
お姫様と王子様が結婚することになった
ショックを隠しきれない姿 光の粒がぽたりと落ちる
悲劇の幕が開ける
乙女心がゆれて
全てを落としてしまったかのように
わたしの胸の中はからっぽだった
なにもなかった
結婚パーティーの日
お姉さまたちが来てこう言った
「このナイフであの王子を殺しなさい。貴女にはとても辛いことだと思う。だけどそうしないと貴女は無事に戻れない。さぁ早く。」
わたしをこんなに苦しめる人なのだ、王子様は・・
一度は貴方を殺そうと思った
でもできなかった あたりまえなの
世界で最初に好きになった人なんだもの!
世界で一番好きな人なんだもの!
殺そうなんて勘違いもいいところよ!
・・バカなわたし
好きな人への想いなんかてこでも変わらない
誰がなんと言おうと
わたしは王子様を愛し続けます
だから
となりの国のお姫様と一緒に
楽しく暮らしてください
わたしは貴方のことを見守ります
貴方のことを守るなら命を投げ打ってもいい
さようなら
大好きだった人へ
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