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弱虫
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作詞 mr. |
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初めて会ったのは 高校一年生の時の教室で
あなたは私の左斜め前にいて 顔がはっきり見えるくらい
そんなあなたに恋をした 新しい制服に身を包んだ私がいた
喋りかける事も出来なくて 目を合わせることも出来なくて
弱虫なあたしは 後ろからあなたの背中 観てるだけ
そんな日々に終わりを告げるべく 一大決心をした
今の世の中は便利だ こうやって話し掛けるキッカケをくれる
高校生ならほとんどの人が持ってる携帯
そう 思い切って携帯番号 それからメールアドレスを
自転車置き場に来たあなたに 聞いたのだ
その日からいつもと違う夜 迎える
あなたと繋がる 大切な夜
返信待ってる時間 バカみたいに長くて
ほんとは5分やそこらの時間しか流れていないのに
あなたは愛想が良くはない
メールの文が短ければ 返ってこない時だってあった
そんなあなたに嫌気が差して 大切な夜もだんだん普通の夜に戻っていった
望んでなんかなかった 嬉しくもなかった
ただ 私は弱虫だから
あなたの態度 一つ一つが恐かった
嫌われるのが恐かった
だから嫌われるのが嫌で 自分から身を引いた
高校最初の恋は こうして終わりを告げた
私の弱い心のせいで 2歩目が踏み出せないまま
終わりを告げた
こんな終わり 望んでなんかなかったのに
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