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スーパーヒーロー
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作詞 junya |
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そいつはライダーでも巨人でも5人組でもない
アイドルでも天才でも頼れるあんちゃんでもない
ただ単純に夢を遂に叶えた男だ
そいつは子供達と故郷の平和を守るために
実家と家族とあの娘と親友達を守るために
立ち上がりヒーローになったバカな男だ
親友の方が強かったり
ドジふんだり
警察に助けられたり
バカにされたりしたけど 男はやめなかった
周りの制止も振り切り 叫び声のもとへ走り続けた
どんな危険にも立ち向かった いつしか子供達から声援が 「決めろ必殺技!」 男は今最強の技をきめた
そいつはとある田舎の田舎者のヒーローだった
超人でも偉人でもなく無名のヒーローだった
でも今は知らない人なんていない
いつからか「みんなのヒーロー」になって
少しとまどう困った男だ
誰からも頼りにされすぎて
涙したり
プレッシャーに潰されそうで
「これからもやってけるか?」
男は立ち止まった
周りの声援振り切り 叫び声の聞こえない所へと
ついに棄権して立ち止まった いつしか子供達は離れ行き 「俺じゃなくても…」 男は今誇りのスーツを捨てた
死んだヒーロー 生き返った田舎者
日なたから日蔭へ 繰り返す自問自答
一瞬顔を上げた その時子供達の呼び声が
心が揺れる あの娘の叫び声が
きずけばとび出してた
拾いあげたホコリかぶった誇りのスーツ
死んだ田舎者 生き返ったヒーロー
日蔭から日なたへ 迷ったりもしたけど 男は走り出した
周りの声援頼りに 叫び声のもとへ走り続けた
「俺に恐いものなんてない」 いつしか子供達から声援が 「決めろ必殺技!」 男は今最強の敵に挑んでいく
周りの声援が止む 膝をつき崩れかけるヒーロー
「死んでもみんなを守るんだ」
いつしかあらゆる人が声援を 「負けるなヒーロー!」
男はまさに今最後の技をはなつ
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