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ガムとココアシガレット
作詞 涼
キスのたびに「タバコ臭い」って
君が顔顰めるから
しぶしぶ俺は無糖ガムにした
それなのに君は なんだ?
一々目の前でココアシガレットなんて
目の前でタバコの吸い真似なんて
嫌がらせなのか?そうなのか?

君はクラスでも優等生で
対する俺は仕方のないヒネクレ者
教師の視線は痛烈で 呼び出しの日々
「君たちはもう大学勉強の……」 わかってる。
でも 仕方ない 愛してますから。

君が風邪で休んでしまったら きっと俺は家に押しかける
左手にポカリ持って 背中に両親の痛い視線背負って
誰の両親? 勿論 君の。
そして声を掛ける「バーカ、風邪なんかで休んでんなヨ」
君は瞬きをしてこう言うだろう
「大野君、授業中は静かに」 ほら これが優等生の正体
明るくて 冗談が好きで

やがて君に「臭い消えた?」って
問い掛けるとするよ 笑って
無糖ガムを膨らませながら
そうしたら君は 迷わず
ココアシガレットを噛み砕いてくれ
ガムを捨てて抱き締めるから 強く
冗談好きな優等生を

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公開日 2004/08/02
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コメント ちょっと長いです。高校3年生くらいを想像してくれたらなんとなくわかりやすいかと…;
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