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手遅れ
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作詞 燐鎖 |
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なにがなんだか分からぬまま
ただ 時間はすぎてゆく
歩き続けて 歩き続ける
気付いた時にはもう遅く
助かる術さえ見つからない
必死に走っても
願っても
それは
夜の闇と共に消えた
「たんなる幻」と「ひと時の夢」
僕は
ただ
誤り続けて・・・
そして
涙を流して・・・
ただ それだけしかできない
自分の無力を 恨んだ
後悔の気持ちだけ
「大丈夫」と言いながら
心の中では
諦めていたり
見慣れた景色に
話しかける
「ねぇ 少し待ってて」
すぐ追いつくから
「手遅れにはさせない」
小指を結ぶ
でも それは
春の桜と共に散った
もう言葉は聞こえない
君に僕は見えるだろうか
笑顔になったら
空を見上げて
君の笑顔を思い出すよ
ずっと ずっと
僕は歩き続けるから
僕は前を見続ける
たまには 後ろを振り返ってみるよ
その時は疲れた僕を癒して
とびっきりの笑顔を見せて
そして
守りきれなかった僕を
許して・・・
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