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狂い桜
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作詞 夜野 カラス |
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あなたの鼓動は響いていました
星屑は私を切り裂いて
アノ木のしたで私は眠る
あの赤はあなたでしょうか
夜空を吸い取ることなく
舞う私はきづいてました
闇夜が伝えるあなたの体温
ツギハギは溶けて波に消える
空気に触れるだけで
壊れそうなこのコトバ
私の中で残骸へ変えて
河に投げる石ころは憂鬱
広がる波紋は嘲り
桜は笑ってくれました
あの黒はあなたでしょうか
信じたものを忘れた私に
弔いのコトバをかけてくれ
いつか 思い出の中で
色あせた子猫を抱くように
空気に触れるだけで
朽ちていくこの想い
この感情は過ちじゃない
コトバはいつも
胸を切り裂く獣のよう
私を削り取るその牙で
一つ一つ紡いでく過ち
あなたの糸で縫い止める
意味の無い夢を運ぶ鳥の音
今は全て沈黙へと変わる
過去の言葉を一人開いてみた
文字とともに声は溶ける
空気から染み渡る光に
鳥が羽ばたく影を辿ってみたりして
朝露はそのまま涙に消えた
私の夢は生きていますか
死んでいたなら安らかに
あなたに届かなかいツギハギのコトバは
私の中に溶けて鳥となる
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