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白の空間・ここだけの花
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作詞 木葉 |
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優しい日差し 暖かい気候
魅入られた窓に浮かぶバルコニーに
少し経ったら記憶でも詰めようか
透き通った海の風 哀愁の華に添え
言葉を無くして歩き続ける
最後交じりの微かな会話
ふと目をやったところに
「眩しい」なんて感情は消え
それでもしっかりこの地に生まれ
サヨナラさえも言えなかった
1人の人魚を思い出すことになる
寄せては返る波の音に降り
草原での白い色を発し続けて
比喩でしか表現できない自分を知る
一つ一つ指で切り裂き堕ちて行く
か細い花びら薄いがく
茎に赤い液体を吸わせていき
最後には頬に伝うナミダ色
態度でだって表現できることを
すすき雲に流して
私は終わる。
:::・・・・・・・・・・・。。
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