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ピアノ
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作詞 えのき |
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一個飛ばした 隣の鍵盤
錆びた声でしか鳴けないのなら
消えてしまえ
私を上手に乗りこなせる ピアニスト
探してこいよ そこのボーイ
名手なら 鳴かせるだろう
色声だろうが 美声だろうが
あなたの前なら ヨロコンデ
一個弾いた 黒鍵盤
不協和音とは よく言ったもんだ
あんたみたい
私を上手く弾きこなす ピアニスト
奪う気んだろ そこのガール
名手なら 聞きこなせよ
本音だとか 弱音だとか
あんたの声なら キイテアゲル
あんたの錆びきった声じゃ
空気の振動にも触れないから
私が隣に 座ってあげる
小さな声も 落とさぬように
愛する声を 拾えるように
あんたの錆びは 私も侵食して
いつかココから 動けなくなる
それも ホンモウ
あんたの前なら オスキナヨウニ
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