|
|
|
君への想い
|
作詞 オレンジ |
|
君は今何をしているんだろう。と、僕は君のことが気になって仕方ない。
君が去っていくと決めた日、僕は何をしていたんだろう。
君が去っていくその日まで、僕は君に何をしてあげられたんだろう。
まだ、君としたいことや話したい事がいっぱいあるのに。
僕はまだまだ君と一緒にいたいのに。
君が僕に別れを告げた時、僕は泣いてしまった。君の前で。
あの時は、君がいなくなることじゃなく、君が去っていくという事が悲しくて涙があふれた。
けれど、本当に君がいなくなると、わかったんだ。
別れだけじゃなくて、そこに君がいないということの悲しさに。
僕はいつもいつまでも君と笑いあって、よりそっていたかったんだ。
けど、君は去っていった。
君の気持ちに気付いてあげられなくてごめん。
今まで一緒にいたのに、どうして君の気持ちをわかってあげられなかったんだろう。
僕はそんな自分がちっぽけで、腹が立つ。
本当にごめん。
僕はもう、君に謝る事くらいしかできない。
ごめんね。ほんとにごめん。
君が最後に言った言葉「あたし一人いなくてもかわらない。」僕はその言葉を聞くと胸が痛むんだ。
僕らは君にそんな風に思わせてしまったんだ。僕は君のことを、暗い闇の中から救うことができなかったんだ、って。
どうしてもっと早く気付いてあげられなかったんだろう、って。そして悲しくなる。
僕は今、君が去っていった場所にいる。
ときどきフッと君の後を追いたくなる時があるんだ。
けれどそれは、君への想いじゃなく、自分への甘えだと思うんだ。
だから僕は残っている。
これからそれぞれ別々の道を歩んで行く。
僕の知らない君がどんどん増えていくようで怖いんだ。君を失ってしまうようで。
だから、ときどきでいいから、僕のそばにきて ギュッて抱きしめてくれないか。
そうすればきっと僕は安心できるから。
離れてやっとわかったんだ。
僕は君のことが大好きなんだ。好きで好きでたまらないんだ。
誰よりも君と一緒にいたいって思う。君と一緒にいるときが一番落ち着く。
君は僕にとって、とても大切な人なんだ。
だから僕は君を失いたくないんだ。
けど、こんな事を言って君を困らせるのはよくない。
そう、わかっているんだ。けど、我慢ができなくなるときがある。
その時は、僕のそばにきて ギュッて抱きしめてほしいんだ。
そうすればきっと僕は君と一緒に頑張っていけるから。
最後に、僕は君に伝えたい。
うまく表現できないけれど、こんな形でしか伝えられないんだけれど。
「ありがとう」そして「ごめん」
|
|
|