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見えないモノ
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作詞 葬戯 |
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あたしは一番大切なモノが見えてなかったの
目に見える物ばかり信じて
目に見える物ばかり集めて
何でも手に入れてる気になってた
でも本当は何ひとつ
此の手に掴んでなかった
其の間にも本当に大切なモノばかりが
此の手から零れている事にも気付かないで
間抜けなあたしは微笑んでいた
『本当に大切なのは目に見えないモノなんだよ』
そんな貴方の言葉に耳も傾けず
周りの誘惑の声にだけ 耳を傾けてた
目に見えない物なんて 信じられないもの
そしてあたしは 何もかも失った
目に見えない貴方の気持ちを信じようとせず
目に見えないあたしの想いを否定しながら生きてきたから
きっと罰(ばち)が当たったんだ
今まで信じてきたものはみんな嘘ばかりで
本当に大切な貴方さえ失って
此の手に残ったモノは只のガラクタと喪失感
目に見えるものばかり追ってた惨めな人間の成れの果て
自分で自分を慰める事しか出来ない
なんて間抜けなのだろう
未だ大切なモノに気付かず欲に溺れる人間達は
いつ自分の愚かさを思い知るのだろう
気付いた時はもう手遅れ
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