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ブリキの兵隊
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作詞 hirohisa |
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口付けたあの日宿る魂
玩具箱の外へと手を引かれ
生命を吹き込んでくれた魔法
今動き出すアナタの幸願い…
狭苦しい部屋・褪せていた僕を鮮やかに彩る
歪(いびつ)に凹んだ出来損ないにも無邪気な笑みくれた
アナタ満ちた空(から)の胸
僕はアナタだけの兵隊
視線は真ん中しか見れなくても
心の目ならアナタに釘付け
手足が折れても首が取れても
愛を噛み締めて笑っていられる…
悪夢で目覚めたある朝
アナタが手にしたでかい箱
その日を境に部屋の隅 独り
ホコリにまみれてった
いずれこんな日が訪れることは
覚悟の上だった
そう、見ての通り僕はボロボロの
鉄クズなのだから…
錆びついてくゼンマイから
アナタの手の温もり 消ゆる
それでも満ちた空の胸
ずっとアナタだけの兵隊
束の間の兵隊だったけど
アナタの笑顔 護れてよかった
任務続行の余地は無しカナ…
僕を溶かしたアナタに敬礼
再び暗い玩具箱の中
眠りについたアナタの幸願い…
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