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風になった声
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作詞 神風来夢 |
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キミは聞こえないだろうけど、僕には聞こえている。
いつもどんなに頑張ったって、必死にやったって、
誰一人として僕を認めたことはなかった。
だけど、ずっと見ていたキミがいた。
僕は、周りからいろいろ言われているんだろうけど、
気にしたことはなかった。
でも、キミが、僕を見るから、僕は、キミを見た。
いつもいつも、僕を見てた・・・。
ある日、キミは、休んだ。
その日から、キミは、僕を見ることはなかった。
ずっと、違うところを見て、1日を過ごした。
なぜだか僕は、寂しくなった。
いつも見てくれたキミは、もういない。
でも、僕は、キミを見た。
いつでも、今でも、見てほしかったから。
しかし、見てくれなかった。
僕は、1人になった。
前の、僕に戻った。
1人が好きな僕になった。
今は、見てくれなくても、嬉しかった。
キミは、僕を忘れたんだろう・・・。
そしたら、僕は、キミに、
「見てくれてありがとう。」
と、言いたい。
でも、もう、見てはくれない。
忘れていても、心で、聞いてほしい。
僕のことを・・・。
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