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花は謳わず
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作詞 abateman |
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暗い暗い道を抜けたら 辿り着いた花畑
いっぱい咲いている その中に 皆が言っていた 毒の花
見つけたら近くには行かない方がいいと聞いた けど
そうと言われなきゃわからない程に 優しく咲いている
僕はバカだから その毒に苦しめられるまで 見つめていたいと思う
どうしても 襲ってくるようには見えなくて ただ悲しそうに咲いている
誰も触ろうとしない 誰も見つけようと思わない
こんな場所で咲いている
君も僕も 人は誰でも 靴を履いた足で いとも簡単に
必死に立っているこの花を 踏み潰せる力を持っている
こんな綺麗な花でさえ 傷つける 毒を持っている
傷つけられて初めて 毒を吐きつける
ただそれだけの事なんだと そう気付いた
こんな小さな花でさえ 一生懸命 上を向いている
足もあるし 人に想いを伝える口もある
なのに なんでこんなにも 僕は弱いんだろう
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