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おばあちゃんへ
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作詞 ☆RISA☆ |
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あたしの声が あなたに届く間に
この言葉を伝えたかったです
おばあちゃんの しわだらけの手
その手になでられるのが 本当に好きでした
あったかくて 優しくて
全てを包み込んでくれるようで
どうしてもっともっと
なでられておかなかったんだろうな
不毛な意地ばかり張って…
あんなに愛してたのに
何もしてあげられなかった
いつも怯えてた
いつかは別れが訪れることを
―してあげたかったことばかり
頭の中… ヒビイテル―
一緒に温泉行きたかった
肩を揉んであげたかった
おつかれさまを 言いたかった
ありがとうを 伝えたかった……
みんなに迷惑かけるのが嫌で
どんなことでも独りで耐えてきた おばあちゃん
それがどんな想いだったか
あたしには計り知れません
どうしてもっともっと
わかってあげられなかったのかな
自分のことで手一杯で…
あんなに愛してたのに
何もしてあげられなかった
信じたくなかった
別れの瞬間が来たことを
―どれだけ願っても もう
何もできなくなってしまった…―
花嫁姿を見せたかった
幸せだよって言いたかった
愛してくれて ありがとうって
最後に一言 伝えたかった……
どうしてこんなにも冷たいのですか
どうして目を覚まさないのですか
どうして手を握ってくれないのですか
どうして………
あれから一年が経ちました
いろんなことがありました
時々こぼれる お母さんの涙
その回数も 少なくなってきました
わたしは強く生きていきます
わたしの中に流れる おばあちゃんの愛を
今度はわたしが 引き継いでいきます
愛は広がっていくものだと 信じています―
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