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…色失くした…
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作詞 Kaneko Yukari |
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大きな世界に埋れる自分
小さな自分が見えなくなってく
一日中日向ぼっこして ボーっとして
体あたたまるけど 心あたたまらず
人に埋れて息苦しくなる 声が音が増えていく
そんな世界にいる自分が 灰色になっていく
音符を探して弾いてみても
単調な音しか響かない 心には響(とど)かない
街を歩いてみても 地面は冷たくて 体が凍りつく
人に流され 音に埋れ 靴は擦り減っていく
ビルに影がおちる頃 恋人たちは街へ出る
月が空に浮かぶ頃 暖かい灯りが増えていく
ここにいるハズの自分はいない
ついに色を失くして消えていった
涙を流すことも出来ない
道にしゃがみ込み 頭をうなだれるだけ
声をかけてくる人もいない
魂はどこかへ飛んでいった
一人さまよい どこへ行くとも分からずに
凍りついていく体を 痛めつける
考えれば考えるほど 苦しくなるだけ 哀しくなるだけ
きっといつか色見えるまで…
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