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特等席
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作詞 智香 |
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教室の自分の席へ座ってみても
知らない人の席みたい
ここにはあなたを好きなあたしが座っていたのに・・
始まりはあなたから メアド教えての一言
どこにでもある会話なのに 変に意識していた
それからの毎日は 楽しすぎて嬉しくて
あなたとしゃべるための
この特等席に座るのが待ち遠しかった
この膨らんだ 満開の恋の花
あなたに差し出しただけのに
花は枯れ残ったのは つらい悲しみの種だけ
あたしにはもう二度と育てられない
知らなかったな あなたに彼女がいることを
話してほしっかたよ
でも・・あなたにとってあたしは何でもない人
話さないのは当たり前だよね
もしあたしから聞いてたらなんて答えていたかな
大好きで大好きで
それでもあなたとの関係は
『席が隣』それだけでしかつながっていなかった
でもねあたし
恋の花を渡せたことを誇りに思う
一瞬だけ一歩だけ
誰よりもあなたに近づくことができたから
立ち止まってはいけないね
たとえ悲しみの種しか持っていなくても
新たな種(きもち)まで枯らしたくない
光を浴びにいこう
もう特等席には座らない
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