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恋の始まりと終わり
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作詞 あいはん |
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最初はただの友達だと思ってた。
友達が彼と幼なじみだったのがきっかけで私と彼は自然と話すようになった。
くだらないことでからかわれたりしたこともあった。
私はその度に彼に笑いながらも文句を言ったりしてた。
彼とゲームをしたり話したりしてすごく楽しかった。
いつのまにか彼をただの友達として見れなくなってた。
彼を好きだと気付いた日から私は以前のように振舞えなくなってた。
改まるとうまく話せなくなってしまった。
自然体でいるのが一番よかったんだ・・・
でも彼のことになると臆病になってしまったんだ・・
彼を好きだと確信してから私は悩んだ。
彼と同じクラスだったらと思った日もあった。
彼を廊下で見かけるだけでも幸せだった。
彼にメールアドレスを聞くとき、私はすごくすごく緊張した。
でも教えてもらえた時はうれしくてうれしくてすごく幸せな気分になった。
2月14日はバレンタイン・デー
私はその日、生まれて初めてチョコをあげた。
その日は何も言わなかったけど彼を呼び出してチョコを渡した。
「初めてだね」と言った彼。
彼は私の気持ちに気付き始めたのだろう・・・
少しづつ私と彼の間に壁ができ、彼は私によそよそしくなっていった。
彼からのメール一言一言に私は悲しくなったりうれしくなったりするんだ。
送信してから返ってくるまでの時間がすごくすごく長く感じられて不安でいっぱいだった。
彼はそんなこと気付きもしないけど・・・
このまま忘れられるより気持ちを伝えて終わりたい!
だから私は彼に告白すると決めた。
会って直接話したかった。
けれどそれはかなわぬ夢でしかなかった。
携帯電話で「好き」と言った。
彼の答えは・・・「彼女がいるから」
彼は私に「ごめん」と言った。
謝ってほしくなかった。
謝られると自分がみじめになる気がしたの。
電話を切った後私は静かに泣いた。
今でも彼のことが好き。
もう二度と会えないかもしれない。
でも今度会った時には笑って話したいよ!
叶わぬ夢でしかないのかもしれないけど・・・
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