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作詞 小夜アメ |
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何度も見た映画に懲りずに涙浮かべて
感動する自分が可笑しいほど好きで
何時か自分が大嫌いって言っていたなぁって
10代の自分と今の自分を見比べて
あの時はまだ子供だった、と高らかに笑う
でもいつも此処から逃げ出したいのは変わらなくて
懲りずに同じを歌って自分が確立するのを感じる
これが生きてる証なのですか?
何十年経っても同じ事を歌い叫ぶ
虚しき自分が虚しき世に生きて居たくないから
暗色な歌声が部屋の中で木霊する
生きている意味が耳に聞こえてくる
これで悔い無く死ねるのか
いや、俺はまだ声がある
同じ映画がさすがにつまらなくなってきたのか
俺はそれを目茶苦茶に壊してやった
この映画は面白かったなぁ?
そこに何時か亡くした歌があって
まだ俺は歌えるんだって、映画の情景でも詩にしてやろう
暗色な歌声が部屋の中で木霊する
生きている意味が耳に聞こえてくる
これで悔い無く死ねるのか
いや、俺はまだ声がある
昔切り刻んだ傷はもう消えないけれど
今は笑ってやろう、馬鹿な奴だったなぁって
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