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幼女と女の物語
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作詞 さるくるい |
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※伸びすぎて顔にかかる前髪は切り刻んだ
ツメには真っ赤なマニキュアぬりたくって
ヒール高い靴で視線誤魔化し
カゴの中から抜け出した 愚かな幼女
「もうあたしは大人だもの」胸張って街歩く
周りの人間は幼女にて かつての自分恥じる
苦笑に灯る街灯 見かけだけ照らし 女は俯く
「お嬢さん、ここから先は行ってはいけない」
警告告げたオオカミの言葉にゃ耳すら傾けない
行き着く先はハンターの巣窟
幼女は撃ち落され、血と涙と羽根まき散らす
オオカミの言う事を聞けばよかった
今更悔いても何にもならん
愚かな幼女はきっと大人になる
ハンター従え 街の有名人 名を知らない者はいない
でもただの女になった彼女は いつも
僅かばかり残った羽根見つめて言葉漏らす
「あのころに還りたい」
今更悔いても何にもならん
※繰り返し
繰り返される物語
女が幼女に説いたとしても
耳傾けぬ愚かな幼女は
羽根まき散らし 今更悔やむ
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