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マント
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作詞 tirutirumitiru |
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冷めることのない愛を願っていたはずなのに
幸福な夢から醒めた僕は
毛布にくるまったまま何度も目をつぶる
ただ二人でいる難しさにもう少し早く気づけたら
この夢は永遠に続いたのかな?
さよならを告げるには鮮明すぎて
とまどうことしかできない僕を君は黙って見つめる
言い訳でしかないけど
無邪気に見据える瞳が屈折した心には眩しかったんだ
不器用な愛を受けとめられなくて
器用な優しさで応えた僕は
取り返しのつかない残酷な自分にうなだれる
こんなもんだよと大人なふりでマントをひるがえし
傷つくことから逃げてきた罰なのかな?
さよならを告げるには当然すぎて
力なく笑う僕から君はゆっくりと目をそらす
言い訳でしかないけど
信じるって一つの才能だと思うんだ
さよならを告げたあとにはなんにもなくて
つよがることもできなくて
愛することは痛いことだと知っても僕は再び目を閉じる
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