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あの夏の日 〜忘れたくないモノたち〜
作詞 千笑
夏の夕暮れ 静かな土手道
二つの影並べて ゆっくり歩いたね
貴方は気づいていたのかな
私が夕立で涙を隠していたこと

貴方はだんだん歩くペースをあげて
とうとう二人の間に距離ができた
激しい雨がミゾを深めてる気がして
とうとう私たち 何も話さなくなったんだ

雨が止んでも 虹は出なかった
ううん 本当は出ていたのかもしれない
歩くのに必死で 私 気がつかなかった
あの頃は 空を見上げる余裕なんてなかった

ふとした瞬間 道端の向日葵が目に入った
向日葵はみんな 貴方をじっと見つめていた
貴方は向日葵<みんな>の太陽なんだ
そんな貴方のことを とても誇らしく思った

想うだけじゃ伝わらないことくらい わかってた
それでも私は この想いを口にしなかった
貴方の瞳に映る人は 既に決まっていたから
だけど もう雨で涙を隠したりはしない


あの夏の夕暮れ あの時流した涙
ずっと忘れないから 心に刻むから
だからお願い 私のことを覚えていて
記憶の片隅でいいから 忘れないで



貴方を愛した心 忘れたくないの...

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公開日 2002/11/09
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コメント またまた季節はずれの詞でございます。夏の詞を書くとなぜか切な系になっちゃうんですよねぇ・・・・
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