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言葉
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作詞 京 |
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この小さな光りがもし消えたら…。
僕は何を求めるんだろう…
必要なものなど何もないと、その時になってから考えても遅くはないと…そう教えてくれたのは貴方だった。
少し前までの僕は、生きることの意味を無我夢中で探し続けていた。傷ついてボロボロになるまで…
もし『あなた』という人が僕を救ってくれなかったら、今でも小さな光さえ見つけられず、他人を傷つけていたのかもしれない…
貴方は言った。この世界で大切なものは一つとは限られていない。もしかしたら何十とあるのかもしれない。反対に一つもないのかもしれない。
自分の命が一番大切だと思っているのか。
自分の命を犠牲にしてまで守りたい物はないのか、と。
貴方はそう告げると、僕の前に二度と現れなくなった。
もし、この小さな光りが消えたら新しい光りを見つけ、輝く大空にしよう。
貴方の言葉を思い出し、貴方の姿をこの空に浮かべて…。
そして笑顔で迎えに行くよ。その時には…僕を救ってくれたときのように思いっきり抱いて…粉々になるまで僕を壊して…
そうしたら何処だって行けるよ。キラキラ輝くガラスのように、壊れながら綺麗に散って…
貴方の為にこの命を…この汚れた命を…
神に捧げましょう…
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