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眠るための子守唄はいらない
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作詞 さるくるい |
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ひからびてしまう程良く眠れるのだ
だから眠るための子守唄はいらない
ただ親の愛が片っぽ足りないのだ
くつ下にあいた穴から風が抜けていく
枕は硬くて心地良いのだ
だから安らかに眠ることができる
ただ一人であのベッドは広すぎるのだ
青いシーツはやがて茶色のシミ作る
眠りにつくのは簡単です
目を閉じればいいだけだし
ただ自然と零れる涙が止まらなくて
人恋しく 僕に毛布抱きしめさせるのです
パジャマは着心地がとても良いのだ
だから眠るための子守唄はいらない
ただ周りがあまりにも静かすぎるのだ
時計の針 心臓の音 呼吸だけ五月蝿くて
眠りにつくのは簡単です
目閉じれば夢見るだけだし
ただ冷たい手足は体温失くし始めて
人恋しく 僕に毛布抱きしめさせるのです
眠るために唄わなくていい
ただ僕を 愛してくれるなら
眠り守るための穏かな母の声で
棺桶に最期の言葉 聞かせてくれるなら
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