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シグナル
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作詞 初雪 |
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あの道を右に曲がる きみの家が見える
エンジンの音でバレちゃった
舌を出して 笑う
ドアを開けてからが長い 「また明日」のキスを
遮るように肩を叩く
さみしそうに 頷く
こんなに きみを思い出す
長い長い夜
あんなに きみを忘れてた
ぼくを許さないで
たった一本の電話で 始められそうなストーリー
今でも、今さら、今なら
赤いシグナルに胸撫で下ろす
あの店の駐車場 きみが初めて泣いた
ごめんね、としか言えなかった
思い出して 笑う
信号待ちの間 震えてた人差し指
ウインカーよりも早く
胸のあたりが 蠢く
こんなに きみを思い出す
ぼくを笑わないで
あんなに きみを好きだった
ぼくがここにいる
たった一本の電話で 始められそうなストーリー
今でも、今さら、今なら
青いシグナルが背中を押す
たった一本の電話で 始められそうなストーリー
今はまだ、と交差点を渡る
胸のシグナルは そのままで
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