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天体観測〜借金生活.ver〜
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作詞 のん |
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午前九時 デパートに 望遠鏡を買いに行った
ベルトに結んだサイフ 中は少ないらしい
二分後に見つけたよ 大変な値段ついていた
始めようか 借金生活 望遠鏡を手に入れて
高い利子に飲まれないように 精一杯だった
僕の増える借りを 返そうとした あの日は
買えないモノを買おうとして 借金に手を出した
静寂を切り裂いて 取立てがやってくるよ
チャイムが僕らを呼んだって 返事もろくにしなかった
“カネ”という 紙切れに ぼくはただ苦しんでた Oh Yeah Ah
気が付けばいつだって ひたすら何か探している
取り忘れの釣とか 残飯の置き場とか
あの日から今まで ずっと探している
さぁ 続けようか 借金生活 望遠鏡を道づれに
今までしてきた事は 全部覚えている
店の試食品を 食い尽くした事まで
返せぬモノを返そうと 犯罪に手を出した
借金を減らす様な 微かな盗み はたらいた
そうして知った痛みを 未だに僕は覚えている
“カネ”という 紙切れに 僕はただ汚れてく Oh Yeah Ah
借りが増えるにつれて 微笑む事も無くなった
差し押さえの手紙も 崩れる程重なった
僕は元気ないよ 心配事も尽きないよ
ただひとつ 今も思い出すよ
予想外れの金額を見て 泣きだしそうに
金融業者の戸を 開いてしまった あの日を
返せぬモノを 返そうと 借金をまた抱えて
後悔と悲しみの帰り道を 駆け抜けた
そうして知った痛みが 未だに僕を苦しめる
“カネ”という 紙切れを 今も一人追いかけてる
もう一度自由になりたくて 望遠鏡を抱きかかえて
誰も居ない 午前二時 遠くまで駆けてくよ
始めようか 逃亡生活 いつの日か 捕まっても
“ボク”という ほうき星 今はただ流れてく
Oh Yeah Ah Ah Ah Yeah
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