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蝉唄
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作詞 銘菓 まひる |
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ずっと傍に居たかった
其れだけしか望んでなかったんだ
あたしも 貴方も
其れすら叶わないなら
此処に留まる事をあたしに強要しないで
携帯の留守電に
サイゴの貴方の欠片
『今から行くから』
嬉しそうな声は
もう
此処にしかないの
貴方はあたしを永遠に忘れないのに
永遠に変わらないのに
『あの時』止まれなかったあたしは
忘れてしまう 変わってしまう
どんなに大切でも
…こんなに大切でも
何が大切かなんて其の人次第で
あたしは『大切な人』が居ない世界で
それでも平気で生きてるのが怖い
そんな慣れなんか要らないよ
だって必要だったのに
もう過去形になっちゃったんだよ
せめて「空の上で見守ってて」ってだけは
言いたくないの
…言いたくないの
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