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バイバイした日
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作詞 桜貝 怜 |
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ある日、私は手首にかみそりをあてた。
もう、全てにあいたくなかった。
家族も友達も先生もみんな敵に見えた
やさしさが痛くて、攻められているようで
でも一人でいるコトにも疲れて
意味もなく泣くのもつらくて、かなしくて
寝てもさめても悪夢みたいな日が当たり前になって
いつか自分が消えるんじゃないかと恐れてた。
でもそれを望んでいるコトにも気づいてた
助けを待つのもバカらしく思えた。
だけど死ねなかった。
弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫 弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫弱虫生きるコトも怖いくせに
だけど、流れだした血はとても綺麗で
こんな人間に何で美しい物があるんだろうと思ったら
笑えた。
おかしくて、おかしくていっぱい笑った。
声を上げて笑ったら
涙がでた。
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