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ロロが死んでしまったことは知らなかったんだ。
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作詞 はな |
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ロロが死んでしまったことは知らなかったんだ。
だってだれも教えてくれなかったから。
どうでもいいことで笑いあった日に
ロロはひなたで目を閉じてたんだ。
どうでもいいことで涙を流しあった日に
ロロはやっぱり目を閉じてたんだ。
ロロはわがままで、ほんとにちいさかった
ロロは心細そうな大きな目をゆらして、
きみの近くで 眠ってたんだ。
ロロが死んでしまったことは知らなかったんだ。
だってだれも教えてくれなかったから。
ロロが死んだ日、きみはなみだを流したのかなあ
そのなみだはあったかかったかなあ。
でもぼくはその日きみのそばにいなかったから、
ほんとうのことはわからない。
ロロが死ぬずっと前に、
ぼくはこの部屋からでていった
ロロが死ぬずっと前に、
ぼくはきみに「ばいばい」と言った
ロロが死んだずっと後に、
ぼくはこの部屋にもどって、
もうロロはいないことを知らされた。
ロロが死んでしまって、泣きそうな顔のきみの目を見た。
ロロが死んでしまっても、この距離は埋まらないんだ。
あのときのぼくの最良の選択はなんだったのか、
だれも教えてくれないんだ。
だってだれも知らないから。
好きだと言えればよかった
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