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君という光
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| 作詞 みき |
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人間は暗闇を怖がる
だからいつも光に包まれて
恋をして人を愛する
幸せな生き方だ
それぐらい普通だというかもしれない
でも俺にとってはありえない
俺はいつも暗闇の中
光なんて知らないし
愛することも知らない
俺たちにとってはそれが普通
苦しみも痛みもなにも知らない
だけど幸せもしらない
そう、君に逢うまでは･･･
暗闇しか生きられない俺たち
人間の世界にいくのも
夜しか無理なのだ
夜なんて人も少ないし逢うこともない
そう思っていた でもその日は違った
一人の人間が近づいてきた
俺はびっくりして振りむいた
透き通るように白く美しい肌
強く引かれる優しい瞳
綺麗な人だった
その人はもちろん俺には気づかない
でも俺はその人を引き止めたかった
こんなに強く思ったのは初めてだった
俺は毎日その人が通るのを待った
少しでも逢いたかった
俺のことは気づいてはくれないけれど
それでもその人に逢えるなら
なんでもいいんだ
それでも気づいてもらえない苦しさは
胸が切り裂かれそうなほどだった
今日もその人を待っていた
その日は通るのが遅かった
理由･･･それはその人を見てわかった
その人には恋人がいた
別にショックうけるものではない
いてもおかしくないだろう
だけどその時 頭が真っ白になった
手には指輪がはめられていた
また、苦しくなった
もうここには来ない あの人にも･･･
いいんんだもう 俺は人間じゃない
最後に一度だけあの人を見た
優しく微笑む君は俺の光だった
もう永遠に逢わない 幸せもいらない
この胸に深く刻みこまれた傷を隠して･･･
去るときに俺は君に最初で最後のキスをした
君は気づかなくても俺には最高の幸せだった
「ありがとう」これだけは君に届いてほしい･･･
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