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後ろの少年
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作詞 shingo |
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僕がふと後ろを見ると
恥ずかしながら顔を隠す少年がいた
君は誰と聞くと
「僕は昔の君だよ」と少年は言った
僕は昔よく人の後ろに隠れていたんだ
全ての人が怖くていつも守ってもらってた
でも今は一人で生きて行かなくてはならない
すると昔の僕は忽然と姿を消していた
過去を振り返ってみても
今の僕はもう立派な大人になったんだ
臆病な僕はいない
それでも昔の僕が突然現れることがある
それは僕が悲しい気分になったとき
悪夢のように突然見えてしまうときがある
昔の僕が何故突然また現れたのかは多分
僕が過去の自分を後悔しているのだろう
後ろを悔やむと書いて「後悔」
前に進むと書いて「前進」
後ろを向いたままだときっと前に進めないから
過ぎたことは忘れて「過去」にしておくんだ
後ろの少年は僕が前進してほしいと
神様が僕の前に送ってきたのだろう
もう後ろなんて見る事は出来ない今だから
まだ来ていない「未来」に目を向けよう
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