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・・・アンド ウォーク
作詞 漣雨
冷たい風が 耳をきりさく
帰り道

にぎやかな街 振り向きもせず
ドアを開けた

コートをかけて
ストーブをつけて
今日の疲れや
昨日の悩みを
かわるがわる
取り出してみたり

 もう 歩けない
 そんな気分で 沈みこんだ夜さえ
 どうしてだろう
 望みもしないのに また
 朝陽が昇る


灰皿の上 使い古しの
時間が積もる

自分以外の 動くすべてが
わずらわしくて

電話をかける
こともしないで
あの日の声や
君の痛みを
なんとなく
思い出してみたり

 もう 笑えない
 そんな気分で 沈みこんだ夜さえ
 どうしてだろう
 あの日の僕は ここまで
 歩いてきた



 もう 歩けない
 そんな気分で 沈みこんだ夜さえ
 どうしてだろう
 望みもしないのに また
 朝陽が昇る

 やるせない
 そんな痛みに 包まれた日々さえ
 どうしてだろう
 見つからないまま また
 歩き始めてる

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公開日 2003/11/02
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コメント どんなに深い悲しみにも自棄にも孤独にも平等に夜は来てまた朝が来る。時間はいつも待ってくれないし私たちは答えを出せずに歩き出さなければならない。でもときに時間こそがそれを忘れさせてくれることもある。それは絶望にも希望にも似たものだろう。
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