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月光浴
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作詞 YUE |
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宵闇の月輝くを
今 かなたより見仰げば
君 いずこよりか見仰がん
足音ひそかに聞こゆるとも
広がるは ただ 静寂の時
暗黙照らす月光の先に
遠く今 手を伸ばしては
ただ愛(いと)し
ただ愛し
涙はやがて地を濡らし
渇かすは ただ 静寂の風
ただ冷たき石積みの上に
よりゐてみれば
霧は影のごとく舞ひたちて
儚くも ただ消え失せる
雲の間から射す月光は
ひとつ今 我が影残し
何をもって 全てを照らそうというのか
今 君の事を思い
ただ愛し
ただ愛し
愛しき思いよ 今 何処 落ちる?
愛しき思いよ 今 何処 昇る?
何故 毎夜涙は止まらぬか 枯れ果てぬか
吹き抜けるは哀愁の風・・・
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