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カタチアルモノ
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作詞 チェス |
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「今更気付いても遅いよ」って自分を非道く責めた
あの頃はホント子供で何も分かっていなかった
真実(ほんとう)を分かろうともしてなかった
ただあなたに好きになってもらいたくて
もっと好きになってもらいたくて
夢中で生きてた
あなたしか見てなかった
トキにとてつもなく大きな何かが私をおしつぶそうとして
とても苦しかった
苦しくて苦しくてすべてが恐くなってた
私は一体何に怯えていたのだろう
私に語りかけた言葉はあんなに優しかったのに
私に触れた手はあんなに温かかったのに
あんなに あんなに 愛されてたのに
私はいつの間にかカタチあるものだけを求めていた
「愛ってカタチないものなんだね」
すべてが終わってやっと気付いた
今夜も静かに時間(とき)が過ぎる
静寂が私の胸を突き刺しながら
暗闇が私の頬をぬらしながら
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