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いつも
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作詞 ノックン |
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いつもは明るいから沈んでらんない。
回りに迷惑をかけるわけにはいかない。
だからこそ明るくしていた。
いつもどおりバカみたいにハイテンションで・・・
みんなでカラオケに行った。傷口を広げる曲もちらほら・・・
僕は明るい曲を歌い続けた。なんかいつもと違った。。
帰り道、仲の良い娘と2人きりになった。
いつもどおり話しながら歩いてたつもりだった。。
しばらくすると何故か無言になった。
いつもは会話も途切れず話している友達なのに・・・
ふいにその娘は言った。
「・・・なんかあったの?」
僕は立ち止まった。心の中で何かが崩れていくのがわかった。
こらえていたものが溢れ出してきた。その場で僕は泣き崩れた。
考えないようにしていた事が次から次へと浮かんできた。。
その娘は言った。
「そういう時は無理しないで泣いちゃっていいんだよ。。」
わかる気がした。人は落ちるとこまで落ちないと次に進めない気がした。
落ちてる気持ちを無理に上げても上がらない。
落ちて泣いてすっきりしてから這い上がった方が上がりやすい。
泣いて泣いてすっきりした僕は大人になる勉強をした気がした。
そして今は耐えて頑張ろうと思った。
いつもの笑顔を取り戻せるその日まで・・・
なくした自分を取り戻すために・・・
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