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風船
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| 作詞 Tsuyoshi Kitagawa |
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人波の中に一つ 青い風船が浮かんでた
あの小さな子供が 糸をつかんでた
躊躇う風に流されそうになっても
決して握った糸を放すことはなかった
それでも小さな願い 届くこともなかった
信じる心も持てなくなって 俯いていた
そんなときは膝を抱いて泣いてしまえばいい
あの日の悲しみも風船と飛ぶ日が来るから
心の底に沈み込んだひとりぼっちという錘も
誰もが抱きしめてるものなのさ
びしょ濡れの靴でも 何時までも何時までも
歩き続けられるのさ
澄み渡る空から降り注ぐわずかなヒカリをメジルシに
さあ 飛んでゆけ 僕の風船
心の奥にしがみついている癒えることのない痛みも
人は皆 抱えてるものなのさ
戸惑う雨に打たれても どこまでもどこまでも
歩いてゆけるのさ
晴れ渡る空から降り注ぐわずかな希望を受け止めながら
さあ 飛んでゆけ 僕の 青い風船
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