|
 |
|
方法。
|
| 作詞 ぅき |
|
自分の弱いところを見られたくなくて、
友達が「どうした？」って聞いてくれるけど、
心配かけるわけにはいかんくて、
「何もないよ」って嘘を言っては泣いてた。
だって、自分の苦しみ、押し付けるわけにはあかんやん。
自分の辛いこと、知られたくなくて、
友達が「何でも話してや」って言ってくれるけど、
迷惑かけるわけにはいかんくて、
「大丈夫」って嘘言っては泣いてた。
いつの間にか、自分と人を比べるようになって、
自信がなくなってきて、
そんなん友達に言うわけにはいかんくて、
ずっと一人で悩んでた。
辛いけど、みんなの前では笑っておこう。
頑張って、みんなの前では辛い顔しやんって
ずっと、そうして我慢してた。
ほんじゃぁ、友達に言われた。
「あんたは悩みなんもないねんね」
あるよ。めっちゃあるよ。
でも、でもな。
みんなに心配かけたくないから、
迷惑かけたくないから、
みんなの苦しんでる顔みたくないから、
だから、ずっと隠してただけやねんで？
でも、そんなん言われへんから、言いたくないから、
笑って誤魔化して、「そうやな」って嘘ついた。
いつの間にか、笑ってる顔が引きつってることに気付いて、
笑うこと忘れたってゆうか、素で笑われへんようになって、
ほんじゃぁ、友達が
「あんたって本間に笑ってるかわからへんなぁ」
って言われて、あたしは、
「そうか？本間に笑ってるで〜」とか言いながら、
めっちゃ当たってるやん。って、
友達のゆうこと当たってる。
いつの間にか、心開かんようになって、
それは、怖いとかじゃなくて、
ただ、みんなに心配かけたくなくて、
悲しむ顔見たくなくて、
あたしにはそうするしかなくて、
他に方法があるんやったら、そうしたい。けど、
他に方法なんてないから、
ただ、ずっと今もこうしてるだけ。
なぁ、あたし何が悪かったんやろ。
ただ、みんなのこと想ってしてるのに、
なんでこんなに辛いんやろ。
なぁ、なんでこんなに涙出てくるねんやろ。
ただ、あたしはみんなの笑顔が見たくて、
でも、あたしは笑顔でおられへんようなって、
全部全部、みんなのことを想ってることやのに。
なんで、こんなに苦しいんやろ。
なんで、なんでこんなに
泣けてくるんやろ。
なぁ、
この方法、間違ってた？
|
|
|
