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落書き。
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作詞 ぅき |
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自分の想い、伝える事が出来ず、
あたしは大人になってく。
あの頃、告白する勇気なんてなくて、
この「好き」の文字にぶつけるしかなかった。
自分の運命は自分で変える。
あたしがもし、あのとき、
ちゃんと君にこの気持ち、伝えれたら、
今ごろ、どうなってただろう。
幸せに笑いあってたかな。
口には出せなかった。
だけど、この文字に想いをたくした。
初めて君と喋ったこの教室。
初めて君と席が隣になった、この机。
君の机に、そっとバレないように、
小さく書いた。
「君が好き。」
ただ、こんな小さな落書きだけど、
あたしの想い、たくさん詰まってます。
あの頃、この落書きで精一杯だった。
君は気付かない、この気持ち。
それでもいいんだ。
今にとっては、可愛い思い出だから。
静まり返った教室の、君の机に、
そっと書いた。
あたしの想い。
「君が好き。」
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