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卒業。
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作詞 ぅき |
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ずっと、ずっとこの先も一緒だと、そう想ってた。
ただ、時間は止まってはくれないね。
確実に時は流れていくんだね。
わたしの想いも雲みたく、流されてゆくんだね。
いつもの日々。
色んなことがあったね。
いっぱい泣いたし、
いっぱい笑った。
たくさん喧嘩したし、
たくさん指きりした。
ただ、この日が近づいてくるごとに
この一日が早く感じて、
時計の針も、妙に早く動いてるように見えて、
あたしの心も動揺を隠せなかった。
そんなことを想ってる間に、
時間は刻々と過ぎていき、
朝になり、昼になり、夜になり。
とうとうこの日がやってきた。
それは
「卒業式」
実感なんかしなかった。
もう卒業だなんて、
そんなの考えもしなかったから、
なんだか、嬉しいような悲しいような、
複雑な想いがあたしの中で揺れている。
たくさんの拍手に囲まれて、
たくさんの笑顔に包まれて、
あたし達は卒業した。
この今から、新しい今へと。
たくさんの人が泣いていた。
「泣かない」って言ってた人も
涙が止まらなかったんだろう。
あたしもその一人だったから。
この涙は、嬉し涙でも悲し涙でもなくて、
色んな感情があふれて、
だけど、この涙は
もう今までの生活とは違うって
そう、言ってるようだった。
いつもの日々。
色んなことがあったね。
ただ、今は違う。
みんな新しい生活へ。
そして新しい道を歩み始めてる。
さぁ、一歩一歩、歩き出そう。
この一年間。
色んなことがあったね。
いっぱい泣いたし、
いっぱい笑った。
たくさん喧嘩したし、
たくさん指きりした。
今は、あたしの心の宝物だよ。
これからは、
また新しい宝物、作っていこう。
この一年間。
最高の一年だったね。
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