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貴女がくれたもの
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作詞 SYOSHIKI |
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除夜の鐘が鳴り響くころ
貴女も同じ鐘の音を聞いているのでしょうか
別れた貴女を想うと胸が苦しくなる師走
雪がちらついています
貴女は去年家族で年越しをと
私との年越しを拒みましたね
でも、それでよかったような気がします
貴女に甘えすぎていたようで
貴女が去って行った今
少しだけ去年より強くなれた気がします
元気ですか 笑っていますか
泣いていますか 歌っていますか
遠く離れたあなたのことを
長い夜に思い浮かべると涙が出そうで
赤い目の兎もいつかは涙を拭って
強くなれる日が来ると言った貴女は
私と別れて涙を拭うことができたのでしょうか
白い兎に真っ赤な眼
今でも体に雪がちらついています
貴女は僕の誕生日
祝いの言葉を一言添えて何をしていたのでしょうか
でも、それでよかった気がします
貴女に甘えすぎていたようで
貴女が去って行った今
少しだけ去年より強くなれた気がします
貴女から貰ったもの
それは掛け替えの無い恋だけでなく
一瞬の幸せと思い出を
人生の中に書き込んでくれた大切なものでした
いまさらになって気付くのも遅いのでしょうが
ありがとう
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