|
 |
|
あいつの声
|
| 作詞 恋する名無し |
|
おい、嘘だろ。
返事してくれよ。
もう終わりかよ。
何でだよ。
あの時の約束忘れちまったのかよ。
俺とお前はいつも一緒だったなぁ
辛いときも楽しいときも
バカなことするときも
一緒に行った海、覚えてるか？
あそこでお前、俺にこう言ったよな。
「なぁ俺らが大きくなったら店開こうや。」
なのに･･･なんでお前もう居ないんだよ。
お前のいない世界なんて･･･
俺にとっちゃ何の意味もないんだよ。
あの時のお前の顔、
バカのくせにキラキラ輝いてたぞ。
あの時のお前の夢、
バカのくせに･･･
バカのくせに･･･
お前の顔、
笑ってるぞ。
俺の顔も、
お前の顔見てたら
なんか知らんけど
笑顔に変わるわ。
何？
「いつまでも泣くな」って？
バカ野郎、泣くか。
これは涙やなくて汗や。
････「おい、覚えてるか、お前といた時間
お前と見た景色、お前と走ったあの道。
懐かしいだろ、また行こうな。」
ほら今こうして俺は、
自分の店を開いたぞ。
おい、見てるか？相棒。
お前の叶えられなかった夢
俺が叶えてやったぞ。
「ありがとな、俺もここに居るから。
言ったろ。俺らはずっと一緒やって･･･」
あいつの声がまた今日も聴こえてくる。
|
|
|
