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『鎖』
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作詞 無夢務と名乗る謎の少年 |
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鎖と呼ばれる マインドコントロールに縛られて
生きていくのが嫌になった
鎖を解く鍵をください ひとりでにそう言いたかった
週末の夕暮れ 逃げてばかりいた自分
鎖で縛られた牢屋に ただ一人寝転んでいた
窓を超えて夕日を見た 目にその日輪が軌跡を残した
沈む前にもう一度 あの自由な空を眺めたい
光は突破の威令を受けた 暁の矢が心を刺した
眠っていた心の鳥が 大空へと雄飛した
同時に紅霞が色を失った かすかな光から闇が生まれた
自分は飛び立った鳥なんだ だから今は自由なんだ
そんな勘違いを 気付かずに 鎖の鍵をすべて外した
なににも縛られずに 奔放に生きて見たかった
ただそれが 堕落したことだと知らずにいた
いろいろなことをやって見た
逆らって 上にたって ものを言って
そんな自由も一瞬だった 自分の上に人が立った
なにかで縛ってやりたいと 心の鳥が目の前に落ちてきた
闇は包囲の宿命を持つ 漆黒の滝が体を潰した
消えていた心の鎖が 倍になってくっついた
同時に鳥が消え失せた 何もかもリセットされた
突然の失明 暗闇の中で開くアルバム
縛られた牢屋でも 何とか楽しく生きてる自分を見つけた
あのときが一番楽だった 鎖を突けたまま動き回れた
もう一度光を見たい 心からそう願った
光は突破の威令を受けた 暁の矢が心を刺した
自分が殺した小さな鳥が 微弱だけど羽ばたいた
同時に冥闇が消えていった 自分は鳥と羽ばたき始めた
この鳥を護ってやろう 自分の心を守ってやろう
どんなに鎖で 縛られてても
自分の中の鳥は 羽ばたき続けるから
そこにのこってるもの 自分にずっとまとわりついてくるもの
”自由”という名の錆びかけた鎖
そろそろ軋んできたかな もうすぐ自然に取れるかな
無理やりとってもついてくるから 後は運命に任せよう・・・
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