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お芝居
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作詞 月夜見 |
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時に優しく慈悲深い 女神のような仕種で
時に綺麗で冷たすぎる 悪魔のような微笑で
『演じているでしょう?』
貴方に。。。自分に対して
問うてみる
その答えは 見つかるのか?
だって仕方ないじゃない
本当の自分は醜い
美しく着飾らなければ
分厚い壁で隠さなければ
この世は
極寒の地にも
灼熱の海にも
なりえるのだから!
だから「お芝居」
殺(や)られないよう
犯(や)られないよう
必死に 必死に
自分を創る
貴方も そうでしょう?
時に哀れで美しい 真珠のような涙で
時に華やかで誇り高い 薔薇のような頬で
『惑わせているでしょう?』
他人(ひと)を。。。貴方を
迷わせるために
そんな事に 意味はあるのか?
そうするしかないじゃない
たとえ疲れ果てても
逃げる事はできない
弱さを曝け出せはしない
この世で
生きてゆくには
生き残るには
そうするしかない!
だから「お芝居」
認められるよう
誉められるよう
歯を喰いしばって
偽善者になる
君もきっと そうなんだよ?
だから貴方にだけ
本当の私を見せましょう
美しくもない
周りに壁もない
まっさらな私になる
貴方は私を 愛せますか?
だから貴方も
本当の姿を見せて下さい
強くなくていい
逃げてもいい
私にだけでいいから
私は貴方を愛すでしょう
『大好きだよ』と
告げるでしょう。。。
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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