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棺
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作詞 どぶはまり |
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平坦な空に 伝わる熱は
あの掌と どこか似ていて
陽炎を辿ってみるけど
冷めた体が その度 痛いんだ
あとどの位で 飛ぶのだろう
道に迷う時計が 空を見渡し
針差すほうに 先を見つける
明日を留めた 切り取り線の外側で
昨日の面影 まだ抱き締めて
夕暮れた空が 皮肉を吐いて
言い返そうと 声を探した
喉元を触ってみるけど
熱い光は その度 阻むんだ
あとどの位で 消えるだろう
色の無い筆先 記した言葉は
焦げた匂いに 巻かれて昇る
息を潜めた 切り取り線の内側で
器の模様 ただ消えていく
君の泣き殻 まだ抱き締めて
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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