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あの頃の君に僕は…
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作詞 Kano |
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気が付けば街の中があわただしくて
行きかう人々が皆幸せそうに家路を急ぐ
鮮やかな光に誘われ歩いた僕は
聖なる夜の訪れを知りせつなさがよぎる
ふと目の前に現れた君は荷物を抱え
僕じゃない他の誰かを待っていた…
白い雪に愛しさ募る想いを奏でて
一人歩いた冷たい背中もてあそんでいる
凍る花びらが舞い散る中で今君に
今日まで埋もれていた愛の歌を…
一人口ずさんだ
透明な吐息があの頃の僕らを映した
繋いだ手の温もりで自分の存在を確かめてた
狭く感じていた風景が今は寂しくて
失ったと気付くのが怖くて見ないふりをしてた
肩を寄せ合う二人が通り過ぎた
幸せになったんだねと涙こぼれる…
今もまだ胸の温もりは少し痛いけど
瞼閉じればいつでも君がいるから
最後の願い叶わないけど届くのなら
僕の分までいつもいつまでも笑っていてほしい
君は僕の宝物だから…
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